カーボンニュートラルの実現
地球温暖化を防ぐためには、企業や私たち一人ひとりがCO₂(二酸化炭素)の排出を減らす努力を続けると同時に、森林が持つ「CO₂(二酸化炭素)を吸収する力」を活かすことが、これまで以上に重要になっています。
森林は、樹木が成長する過程で空気中のCO₂(二酸化炭素)を吸収し、O₂(酸素)を放出、C(炭素)を蓄える自然の仕組みを持っています。
(光合成のプロセス:CO₂- O₂=C)
この吸収・固定の力は「ネガティブエミッション」とも呼ばれ、世界的にも注目されています。
近年では、国の制度においても、森林整備や国産材の利用が企業の環境貢献として評価される仕組みが整いつつあり、森林の価値が“見える形”で社会に伝わりやすくなっています。
森林の力を活かすことは、脱炭素への貢献にとどまらず、地域林業の支援や、災害に強い森づくりにもつながる取り組みです。
TSUNAGUは、森林を活用した実効性のある脱炭素のかたちを提案していきます。

森林の評価価値の向上
日本の森林がもたらす環境資源としての価値は、日本学術会議の試算によると、年間約70兆円にのぼるとされています。
森林は、木材生産だけでなく、水を育み、災害を防ぎ、生物多様性を支えるなど、私たちの暮らしを根底から支える「緑の社会資本」です。
しかし現在、その価値が十分に社会へ伝わっているとは言えません。
森林の価値を最大限に引き出すためには、資源量や機能をできる限り見える化し、客観的に示すことが不可欠です。
TSUNAGUは、森林資源量や境界情報などを正確に把握し、ドローンやレーザー計測、GISなどのICT技術を活用しながら、森林の価値をわかりやすく伝える取り組みを進めています。
森林の価値を共有することが、理解を広げ、行動を生み、次の世代へ森林を引き継ぐ力になると考えています。

経営者の利益向上と地域振興
近年、企業においても、森林づくりや国産材の利用など、森の力を活かした取り組みが広がっています。
これらの活動は、地球温暖化対策となるだけでなく、環境に配慮した企業としての信頼向上や、ブランド価値の向上、新たなビジネス機会の創出にもつながります。
また、森林整備や木材利用は、地域の林業を支え、雇用や経済の活性化にも寄与します。
企業が地域と協力して森を守ることは、地域の発展と企業の成長を同時に実現する「双方にとってのプラス」となります。
TSUNAGUは、森林の価値を数字や事実で「見える化」してわかりやすく示し、企業と地域が協力し合える関係づくりを支援していきます。

若手参入と地方創生
森林の価値が見直される中で、若い世代が林業や森林づくりに関わる動きも広がっています。
デジタル技術を活用した森林管理、ICT技術による見える化、木材を活かした新しい建築や商品開発など、森林を取り巻く分野は大きく変化しています。
企業が森林整備や地域との協働に取り組むことは、地域林業を支えるだけでなく、若手の雇用や移住の促進にもつながり、地方創生の大きな力となります。
森林を未来の産業として捉え、企業・地域・若い世代が協力して森づくりに取り組むことが、持続可能な社会への道だと考えています。

森林環境教育と理解者の拡大
森林は、CO₂を吸収し、水や生きものを守るなど、私たちの暮らしを支える重要な存在です。
その価値を守り育てるためには、より多くの人が森林の役割を理解し、関心を持つことが欠かせません。
森林環境教育や体験活動を通じて、子どもから大人までが森に触れ、学び、参加する機会を広げることで、森林の理解者・応援者が増えていきます。
理解が広がることで、企業の取り組みも地域の活動も前に進み、森を守る力が社会全体で大きくなります。
TSUNAGUは、その土台づくりを大切にしています。


